今晩のNY株の読み筋=「独立記念日」前の短縮取引で方向感欠く展開か

株式

2024/7/3 17:06

 3日の米国株式市場は、米3月ADP雇用統計や米6月ISM製造業景気指数などが注目となるが、ADP雇用統計は前月よりも強い結果が見込まれている一方、週末の米雇用統計は弱めの見通しで、素直には受け止めにくい。また、翌4日が「独立記念日」の祝日で、きょうは短縮取引(日本時間午前2時まで)となり、6月11-12日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨の発表は取引時間終了後(日本時間午前3時)となる見通し。ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁の発言機会があり、関心を払っておきたいところだが、早期利下げ観測が高まるような内容でない限りは市場の反応も鈍そうで、持ち高調整の動きを主体に方向感の乏しい展開が予想される。

<主な米経済指標・イベント>

・米6月ADP雇用統計、米5月貿易収支、米6月ISM非製造業景気指数、6月11-12日開催分のFOMC(米連邦公開市場委員会)議事要旨

・ウィリアムズ米ニューヨーク連銀総裁が発言

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提供:ウエルスアドバイザー社

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