株式新聞

2019年9月20日(金)

米配車サービスのリフト上場へ―成長性はウーバー超え

 米配車(ライドシェア)サービスのリフトが29日、ナスダックに新規上場する。今後、自動車は「所有から利用へ」が世界の潮流になるとされており、将来性の高さから公開価格は1株72ドルと仮条件(62-68ドル)の上限を上回る水準となった。リフトは今回のIPO(新規株式公開)で3000万株以上を売り出し、調達額は20億ドル超、時価総額は240億ドル(約2兆6600億円)程度になる見通し。

 リフトはサンフランシスコを拠点に北米で配車サービスを展開。18年の売上高は前期比2倍の21億5700万ドル、最終赤字は9億5800万ドル(前期は6億8800万ドルの赤字)と収益化はまだ先。配車サービスとしては世界最大手のウーバー・テクノロジーズも上場を計画しているが、そのウーバーよりも先の上場ということで市場の関心を集めている。

 ウーバーは中南米や欧州などでも事業を手掛けており、18年の売上高が113億円(前期比43%増)とリフトを引き離しているが、成長率はリフトが勝っている。ウーバーが社内のセクハラ問題などで顧客離れも起こす中、米国での事業に注力するリフトはシェアを拡大させており、将来的にはウーバーを超えるとの期待もあるようだ。

 なお、ウーバーにはトヨタ自動車(7203)やソフトバンクグループ(9984)が出資している一方、リフトの筆頭株主は楽天(4755)、米自動車大手のゼネラルモーターズ<GM>も大株主となっている。

(イメージ写真提供:123RF)

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