大和ハウス、三協立山と植物工場システム「agri-cubeID」を共同開発

株式

2019/8/21 16:06

 大和ハウス工業<1925.T>は20日、三協立山<5932.T>と、農業の工業化を推進するため、オーダーメイドで工場や倉庫などに設置可能で、事業化への対応も見据えた植物工場システム「agri-cubeID(アグリキューブ・アイディー)」を共同開発したと発表した。

 「agri-cubeID」は、同社がこれまで永年培ってきた工業化建築の技術力と、三協立山の高度な栽培技術の融合により独自開発した「送風システム(特許出願中)」や「養液管理システム」と、エアコンなどの設備機器を組み合わせることで最適な栽培環境を整備。「高歩留まり・高収量・高回転」を実現するとともに、安心の「栽培サポートプログラム」もパッケージ化した植物工場システム。小規模な植物工場による栽培実証・事業や、大規模な植物工場まで多様な事業計画に対応する。また、将来の事業規模拡大を見据えた工場のトータルプランニングも提案し、顧客の要望する事業ステップに合わせた対応を行うという。

 21日終値は、大和ハウスが前日比28円安の2276円、三協立山が同10円安の1158円。

提供:モーニングスター社

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