フォスターが4日続伸、岡三証は「強気」継続、目標株価は2100円に引き上げ

株式

2019/9/12 16:20

 フォスター電機<6794.T>が4日続伸。岡三証券では11日付で、投資判断「強気」を継続、目標株価は1750円から2100円に引き上げている。

 モバイルオーディオ事業のシェア低下などの継続による減収はあるものの、早急にコスト構造の転換を行ったことが奏功し、20年3月期の連結営業利益は2億円の減益に留まる見通しとコメント。「20年3月期第4四半期(20年1-3月)から振動ビジネスの中・長期的な広がりが期待される」ともしている。20年3月期は営業減益が見込まれるが、音と振動のビジネスの広がりが見込まれるほか、資本政策にも注目が集まると予想。このため、20年3月期予想PER16倍程度の評価は可能と考え、目標株価を2100円に設定するとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期37億円(前期比6%減、従来37億円、会社側計画は35億円)、21年3月期45億円(従来45億円)、22年3月期52億円(同52億円)と試算している。

 12日の終値は、前日比26円高の1902円。

提供:モーニングスター社

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