新生銀行が反落、大和証は「2」継続、目標株価は1700円に引き下げ

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2019/9/18 16:43

 新生銀行<8303.T>が反落。大和証券では17日付で、投資判断「2」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は1800円から1700円に引き下げている。

 8月に筆頭株主であった米国投資ファンドが保有する同行株式の売出しを実施、巨額な売出しに伴う株式需給関係悪化から株価は大幅に下落した経緯がある。今後も短期投資家による利益確定売りは想定されるものの、ファンダメンタルズには影響はなく、安定的な利益推移の見通しや、継続的・積極的な自己株式取得のシナリオにも変更はないと考えるとコメント。長期投資の観点からは上昇余地は大きいと判断したとしている。

 また、同証券では、「経営健全化計画の定める総還元性向の範囲内でその維持・向上を目指す」とする銀行の株主還元方針に沿う形で、2019年度以降も自己株式取得を主軸に高い水準での総還元性向が持続すると期待するとし、「純利益成長を上回る速度で連結一株利益成長が続く公算」と指摘している。

 18日の終値は前日比39円安の1540円。

提供:モーニングスター社

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