フルテックが後場上伸し年初来高値を更新、19年12月期は業績予想上ブレ、期末配当増額も

株式

2019/11/7 15:59

 フルテック<6546.T>が後場上伸し、一時87円高の1467円を付け、10月30日の年初来高値1414円を更新した。7日午後1時に19年12月期第3四半期(19年1-9月)の連結決算とともに通期業績予想の上方修正と期末配当の増額を発表し、評価機運が高まった。

 19年12月期業績予想は、売上高が115億円から116億円、営業利益が5億4400万円から7億円に引き上げられた。建具関連事業における受注が期初の想定よりも好調に推移し、前回発表予想を若干上回る見込みとなった。利益面では、売上増加に加え、採算管理の徹底による利益率の向上および大型の高採算物件の売上計上が見込まれる。なお、18年12月期は決算期変更に伴い9カ月決算で、前期との比較記載はない。期末配当予想については、17円から18円(前期末17円)に引き上げた。第3四半期決算は、売上高が84億9900万円、営業利益が6億4600万円だった。

 7日の終値は、前日比12円高の1392円。

提供:モーニングスター社

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