富士通、三菱UFJモルガン証は「オーバーウエート」継続、目標株価は1万2000円に引き上げ

株式

2019/11/14 16:21

 富士通<6702.T>は、三菱UFJモルガン・スタンレー証券が13日付で、レーティング「オーバーウエート」(強気)を継続、目標株価は1万400円から1万2000円に引き上げている。

 主力のテクノロジーソリューション(TS)の堅調さを考慮し、業績予想を上方修正、目標株価は妥当PBR引き上げを主因に1万2000円に引き上げるとしている。エクイティストーリーは「テクノロジーソリューションに経営資源を集中する構造改革に伴う収益性向上およびノンコア事業再編による資本コスト低下に伴う株価上昇」で変更はないとしている。

 国内サービス中心に、TSが好調とみるほか、PC特需の反動減を想定するものの、構造改革費用150億円はく落、TSの増益、費用削減が増益要因になると予想している。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期2000億円(前期比53.6%増、従来1600億円、会社側計画は1600億円)、21年3月期2100億円(従来1900億円)、22年3月期2250億円(同2100億円)と試算している。

 14日の終値は前日比28円高の9577円。

提供:モーニングスター社

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