コマツが4日ぶり反落、SMBC日興証は「1」継続、目標株価は3000円に引き下げ

株式

2019/12/4 16:34

 コマツ<6301.T>が4日ぶりに反落。SMBC日興証券では3日付で、投資判断「1」(アウトパフォーム)を継続、目標株価は3200円から3000円に引き下げている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、20年3月期2838億円(前期比28.6%減、従来3371億円、会社側計画は2790億円)、21年3月期3150億円(従来3597億円)と試算。算出基準年度を21年3月期とし、あわせて目標株価を3000円に引き下げるとしている。

 燃料炭価格の下落により、特にインドネシア、CISにおいて鉱山機械事業の売上高が想定を下回って推移、今回、インドネシアを含む20年3月期アジア地域売上高予想を2204億円(従来2546億円)、CIS売上高予想を1270億円(同1458億円)に下方修正するとしている。一方で、インドネシアでは10月に新政府が発足し、公共投資関連の建設機械需要も徐々に回復に向かうものと予想しており、鉱山機械事業の状況も踏まえ、21年3月期アジア地域売上高は前期比15%増の2524億円に回復すると予想している。

 4日の終値は前日比33.5円安の2558.5円。

提供:モーニングスター社

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