IIFは今期V字回復へ、コストコントロールで収益力強化

株式

2020/1/15 16:35

 インターネットインフィニティー(=IIF)<6545.T>はヘルスケアプラットホーム「ケアマネジメント・オンライン」を中心として、ヘルスケアソリューション事業、在宅サービス事業を展開している。20年3月期の業績は順調に推移しており、通期ではV字回復が見込めそうだ。

 同社は短時間リハビリ型デイサービス「レコードブック」の出店加速で、成長継続を目指している。しかし、前期は想定以上の出店増になったことから一時的に営業効率が悪化し、非連結営業利益は9200万円(前々期比61.7%減)で、大幅な減益となった。

 今期に関しては、出店増とともに、コスト面のコントロールにも取り組み、収益力強化を図る構えだ。その効果が出て、上期業績は売上高17億8300万円(前年同期比8.8%増)、営業損益1億2700万円の黒字(前年同期実績2500万円の赤字)に転換した。

 通期業績予想は売上高35億200万円(前期比4.2%増)、営業利益1億7000万円(同84.4%増)を見込んでいる。上期の営業利益は通期予想に対する進ちょく率が74.7%と高い。

 15日の終値は、前日比6円高の821円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ