富士通フロンテクが4連敗、第3四半期は営業利益67.9%減に最終赤字

株式

2020/1/30 16:07

 富士通フロンテック<6945.T>が4連敗し、一時92円安の1279円を付けた。29日引け後に20年3月期第3四半期(19年4-12月)の連結決算を発表、営業大幅減益に最終赤字となり、嫌気された。

 第3四半期決算は、売上高が681億4700万円(前年同期比7.3%減)、営業利益が4億1600万円(同67.9%減)、最終損益が11億4600万円の赤字(前年同期は7億円の黒字)となった。国内では現金管理運用サービスなどが貢献したものの、営業店端末の減少やtoto端末の展開一巡などにより減収となった。海外では前年度に欧米向けリサイクルユニットの大口需要があった反動で収益が後退した。売上構成の変化や価格競争の激化などにより、利益が圧迫され、最終損益では事業構造改善費用を特別損失として計上したことが響いた。

 30日の終値は、前日比57円安の1314円。

提供:モーニングスター社

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