平和不が昨年来高値、野村証は「Buy」継続、目標株価は3730円に引き上げ

株式

2020/2/4 16:35

 平和不動産<8803.T>が3日続伸、120円高の3395円まで買われ、連日の昨年来高値更新。野村証券では3日付で、投資判断「Buy」(買い)を継続、目標株価は3350円から3730円に引き上げている。

 1月30日に、会社側は20年3月期4-12月期連結決算、20年3月期連結売上高の下方修正を発表。同証券では、従来20年3月期の連結営業利益予想103億円の内訳を賃貸利益80億円、不動産の売却を主とする不動産ソリューション事業を36億円、セグメントに配分しない費用などで13億円の赤字とみていたものの、今回業績予想を見直し、20年3月期の連結営業利益は賃貸利益で90億円、不動産ソリューションで25億円、その他で12億円の赤字の合計103億円に見直し、21年3月期以降の業績予想を上方修正するとしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期103億円(前期比10.3%増、従来103億円、会社側計画は100億円)、21年3月期116億円(従来106億円)、22年3月期123億円(同113億円)と試算。また、資本効率改善のために、不動産や政策保有株の含み益を活用した株主還元なども期待されるとしている。

 4日の終値は、前日比65円高の3340円。

提供:モーニングスター社

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