大成建設、利用者の状況に応じオフィス内の最適な執務エリアへ誘導するWebサービスを開発

株式

2020/2/17 7:33

 大成建設<1801.T>は13日、執務エリアの環境・位置情報と利用者の情報をあらかじめ設置したIoT(モノのインターネット)センサとクラウドサーバを使って取得・集約し、利用者の状況に応じてオフィス内の最適な執務エリアへ誘導するWebサービス「T-Workstyle Concierge」を開発したと発表した。

 同サービスは、温湿度や騒音値などの執務エリアの環境(環境情報)、空き状況や滞在時間(位置情報)、利用者の空間利用目的や環境の好み(利用者情報)をIoTセンサとクラウドサーバを活用して取得・集約し、スマートフォンなどの携帯端末で、どこからでも簡単に情報検索できるという。また、取得したさまざまな情報を可視化、共有することができ、遠隔からのソフトウエア更新などのサポートも可能という。また、各利用者がいつ、どの場所を、何時間程度利用したかなど、自身の働き方を分析できる機能を備えており、後日、業務効率化などのバックデータとして活用でき、生産性の向上につなげることが可能としている。

 14日の終値は、前日比10円安の4245円。

提供:モーニングスター社

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