4日の東京株式市場見通し=軟調な展開を強いられそう

国内市況

株式

2020/3/4 7:47

 予想レンジ:2万700円-2万1000円(3日終値2万1082円73銭)

 4日の東京株式は、軟調な展開を強いられそうだ。きのう3日の日経平均株価は、反発後、下げに転じるなど上値の重い動きだった。現地3日の米国株式が下落したこともあり、売り優勢の状況が続くとみられる。米国の緊急利下げを受け、日銀の対応にも注目が集まりそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=107円台の前半(3日終値は108円03-05銭)、ユーロ・円が1ユーロ=119円台の後半(同120円13-17銭)と円高方向に振れている。円高による企業業績への影響を警戒する動きが浮上することも想定され、重しとなりそう。3日のADR(米国預託証券)は円換算値で、アドバンテスト<6857.T>、村田製<6981.T>、三井住友<8316.T>などが、3日の東京終値に比べ安い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、3日の大阪取引所終値比100円安の2万880円だった。(高橋克己)

4日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・IPO(新規上場)=Kids Smile Holdings(キッズスマイ)<7084.T>(マザーズ)

【海外】(時間は日本時間)

・ 9:30 豪10-12月期GDP

・10:45 中国2月財新サービス業PMI

・21:00 ブラジル10-12月月期GDP

・22:15 米2月ADP雇用統計

・24:00 米2月ISM非製造業景況指数

・ベージュブック

・決算発表=ダラー・ツリー、スプランク

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ