グローブライが昨年来安値、東海東京調査センターは「ニュートラル」・目標株価2160円に引き下げ

株式

2020/3/6 16:50

 グローブライド<7990.T>が4日続落、116円安の1794円まで売られ、今年3月2日につけた昨年来安値1868円を更新した。東海東京調査センターでは5日付で、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を3100円から2160円に、それぞれ引き下げている。

 目標株価2160円は、21年3月期同証券予想連結一株利益162.4円、過去3年の平均予想PER13.3倍をもとに算出されている。同証券では業績予想を下方修正、新型コロナウイルスの影響による日本地域における新製品の販売遅れや、アジア・オセアニア地域において中国市場が落ち込む可能性があると考えたとコメントしている。

 同証券では連結営業利益について、20年3月期35億3000万円(前期比7.5%減、会社側計画は36億円)、21年3月期36億円、22年3月期39億8000万円と試算。第4四半期(20年1-3月)以降は、新型コロナウイルス感染拡大により、新製品販売に向けたプロモーションイベントへの影響や、中国で生産しているリールやルアーなど一部の部品調達が滞る可能性があると考えられるとしている。

 6日の終値は、前日比112円安の1798円。

提供:モーニングスター社

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