旭化成、AS、ABSおよびACS樹脂事業から撤退

株式

2020/3/6 16:49

 旭化成<3407.T>は6日、スチレン系樹脂であるAS樹脂、ABS樹脂およびACS樹脂(製品名:「スタイラック」「エステロイ」)事業からの撤退を決定したと発表した。

 今回の事業撤退は、中期経営計画「Cs+ for Tomorrow 2021」で掲げた、経営資源の優先投入や再配分を進めることで事業ポートフォリオの転換を図り、サステナブルで高付加価値な事業体となるとしたことに沿ったもの。21年3月末に川崎製造所(神奈川県川崎市)での生産を停止。同事業に関わる従業員については、他の事業に再配置することを予定している。

 6日の終値は、前日比27.1円安の859円。

提供:モーニングスター社

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