ネクストGが急落、20年3月期の一転赤字見通しを嫌気

株式

2020/4/1 9:34

 ネクストジェン<3842.T>が急落し、155円安の1330円まで売られている。3月31日引け後、20年3月期の連結利益予想を下方修正し、一転して赤字見通しとなり、嫌気されている。

 20年3月期業績予想は、売上高が前回レンジ予想の35億-43億円から39億円(前期比22.3%増)とし、営業損益は同7000万-1億9000万円の黒字から4億9000万円の赤字(前期は4700万円の黒字)に悪化する。損益面では、大手通信事業者向け大型案件等におけるSIコストの大幅な超過や、利益率の高いライセンス販売が計画を下回るほか、外注費の増加、新規事業関連リソースへの先行投資などにより、大幅なコスト増が見込まれる。また、原材料の評価損の計上および販売目的ソフトウエアの追加償却の計上を予定していることも重しとなる。

提供:モーニングスター社

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