日経平均は30円程度高、買い先行後も堅調な展開=22日寄り付き

 22日午前9時32分すぎの日経平均株価は、前日比30円程度高い2万580円前後で推移する。午前9時25分には、同59円72銭高の2万612円03銭を付けている。朝方は、きのう21日に反落となったものの、底堅い動きだったことから、買いが先行。積極的に売買を手掛ける材料に乏しく、週末を控えていることもあるなか、堅調な展開となっている。現地21日の欧米株式は下落し、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、21日の大阪取引所終値比160円安の2万460円だった。

 業種別では、JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株が上昇。NTTドコモ<9437.T>、ソフバンG<9984.T>などの情報通信株や、郵船<9101.T>、川崎汽<9107.T>などの海運株も高い。トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株や、中部電力<9502.T>、東ガス<9531.T>などの電気ガス株も堅調。オリエンタルランド(OLC)<4661.T>、楽天<4755.T>などのサービス株や、JR東日本<9020.T>、JR東海<9022.T>などの陸運株も上げている。

 個別では、MDNT<2370.T>、カーバイド<4064.T>、オイラ大地<3182.T>、Mipox<5381.T>、東京機<6335.T>などが上昇。半面、ギークス<7060.T>、アイロムG<2372.T>、セントケアHD<2374.T>、藤田観<9722.T>、OSJBHD<5912.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時32分時点で、1ドル=107円台の半ば(21日終値は1ドル=107円77-78銭)、1ユーロ=117円台の後半(同118円19-23銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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