清水建設、「花びら拡底杭」を丸五基礎工業と開発

株式

2020/6/8 16:28

 清水建設<1803.T>は8日、400メートルクラスの超高層ビルを杭基礎で経済的に建設することを目的に、非常に高い支持力を備えた場所打ちコンクリート拡底(かくてい)杭「花びら拡底杭」を丸五基礎工業(大阪府大阪市)と開発したと発表した。

 花びら杭底杭は、従来の拡底杭の2倍近い底面積を確保することで、1本あたり100MN(約1万トン)という非常に高い支持力を発揮するという。地下20-40メートルに支持層が広がる東京都心部で支持力100MNの杭を構築する場合の試算では、従来の杭より排土量が20-33%、施工期間が10-20%の減となり、大きなメリットが得られるという。

 8日の終値は、前週末比11円高の945円。

提供:モーニングスター社

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