日立、継続的インテグレーションを活用した新たな開発環境を整備し提供を開始

株式

2020/6/22 16:32

 日立製作所<6501.T>は22日、企業のデジタルトランスフォーメーション(DX)推進に向け課題となるレガシーシステムの刷新への対応を強化するため、アプリケーション開発プロセスを自動化する「継続的インテグレーション(Continuous Integration、CI)」を活用した新たな開発環境を整備し、「マイグレーション開発環境構築支援サービス」として、22日から提供を開始すると発表した。

 今回提供を開始するサービスは、既存システムを新しいプラットフォームに移行するマイグレーションの開発プロセスをCI基盤上に標準化し、開発者やプロジェクト管理者を支援する各種機能やツール群で構成された開発環境を提供するもの。リスク軽減やコスト面から継続して利用されることの多いCOBOL(1960年代から使用されている事務処理システム用のプログラミング言語)資産のシステム移行を対象とし、マイグレーションの受託開発に適用するほか、自社で開発環境を保有する企業やシステム開発事業者に幅広く提供するという。

 22日の終値は、前週末比29円安の3460円。

提供:モーニングスター社

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