ツルハHDが堅調、SMBC日興証は「3」に引き下げ、目標株価は1万4300円に引き上げ

株式

2020/6/22 16:33

 ツルハホールディングス<3391.T>が堅調。SMBC日興証券では19日付で、投資判断を「2」(中立)から「3」(アンダーパフォーム)に引き下げ、目標株価は1万3900円から1万4300円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、あわせて目標株価を1万4300円に引き上げるとしている。一方で、株価上昇によりセクター内相対評価が低位となったことから、「3」に引き下げるとしている。(1)ドラッグストア業界内にあって同社のカテゴリーミクスは標準的であり、COVID-19で起きている需要変動とその後の反動に対して中立であり、ドラッグストア内で選好しづらいこと(2)従来はM&A(企業の合併・買収)に時間を要する可能性、M&A自体が大手同士の統合を模索する段階となり、より時間がかかる可能性――が考慮されている。また、「6月に新社長が就任しており、経営戦略の変化の有無に注目」ともしている。

 同証券では連結営業利益について、20年5月期468億円(前期比11.9%増)、21年5月期508億円、22年5月期554億円、23年5月期570億円、24年5月期600億円と試算している。

 22日の終値は、前週末比10円高の1万5950円。

提供:モーニングスター社

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