<米国株情報>PG&E、7月に破産法適用下から脱却へ―裁判所が再建計画承認

株式

2020/6/23 10:11

 カリフォルニア州最大の電力・天然ガス企業パシフィック・ガス・アンド・エレクトリック(PG&E)<PCG>は20日、カリフォルニア州北部地区の連邦破産裁判所から経営再建計画が最終承認されたことを明らかにした。

 PG&Eは19年1月に300億ドル(約3.2兆円)超の負債を抱えて経営破綻し、米連邦破産裁判所の管理下で経営再建中だが、計画が承認されたことで7月に破産法の適用下から脱し、将来の山火事発生による多額の損害賠償金の支払いを軽減できる総額210億ドルの山火事保険基金も利用できる道が開ける見通しとなった。

 同社は19年12月、カリフォルニア州で相次いで発生した山火事のすべての賠償金支払い協議が完了している。監督規制当局であるカリフォルニア州公共事業委員会(CPUC)も5月28日に再建計画を承認しており、今回の裁判所による計画承認はこれを受けたものとなっている。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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