旭化成が反落、大和証は「3」継続、目標株価は900円に引き下げ

株式

2020/7/7 16:08

 旭化成<3407.T>が反落。大和証券では6日付で、投資判断「3」(中立)を継続、目標株価は1150円から900円に引き下げている。

 目標株価900円は、COVID-19の影響緩和が見込まれる22年3月期予想PERに過去3年間の平均11-12倍を適用し算出されている。総合化学内においてPBRや配当利回りで比較しても特段の割安感はないと考えるとコメントしている。

 同証券は、業績予想を修正、連結営業利益について、21年3月期1430億円(前期比19%減、従来1430億円、会社側計画は非開示)、22年3月期1630億円(従来1650億円)、23年3月期1860億円と試算。アクリルニトリルはマージンが第1四半期(20年4-6月)を底に回復しようが20年3月期9月中間期の水準には届かず、通期で減益が続くと予想、国産ナフサ価格下落による在庫受払損、COVID-19による自動車向け素材減販も見込まれるとしている。

 7日の終値は、前日比19.6円安の851.9円。

提供:モーニングスター社

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