日本郵政が堅調、SMBC日興証は「2」継続、目標株価は800円に引き下げ

株式

2020/7/15 16:35

 日本郵政<6178.T>が堅調。SMBC日興証券では14日付で、投資判断「2」(中立)を継続、目標株価は950円から800円に引き下げている。

 21年3月期第1四半期(20年4-6月)業績は、ゆうちょ銀行の特別分配金負担が重いことから、進捗率は20%前後とやや低めと、同証券では予想。ただ、21年3月期は2800億円の純利益計画に対して、約3500億円と上振れを見込んでいる。「大幅減益計画と配当未定はネガティブサプライズとなったが、ゆうちょ銀行の利益変動次第ではあるものの、保守的と言えよう」としている。目標株価はBPS低下などを踏まえて、800円に引き下げるとしている。

 同証券では、連結経常利益について、21年3月期6867億円(前期比20.5%減、会社側計画は5200億円)、22年3月期6774億円、23年3月期6530億円、24年3月期6309億円、25年3月期6087億円と試算している。

 15日の終値は、前日比2.8円高の784円。

提供:モーニングスター社

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