ウェブロックが4日ぶり反発、モーニングスターは「収益体制構築の動き」を評価

株式

2020/7/17 9:16

 ウェーブロックホールディングス<7940.T>が4日ぶりに反発。

 モーニングスターは17日付レポートで、新築住宅着工戸数が減少し、インテリア市場が縮小するなかで、中・長期的に利益を狙える企業体質の構築に先手を打ったと評価。21年3月期連結業績は減収減益予想だが、販売価格戦略により販売数量を確保し、製造効率を向上させることで利益率の改善を図るための構造改革を推進することが要としている。想定株価レンジを1000-1300円(従来は1180-1300円)とし、投資判断は「オーバーウエート」(強気)を継続した。

 また、ビニールシートなど企業向け新型コロナウイルス感染症対策の製品販売が伸びている。現時点で業績への影響は軽微ながら、コロナと共存しながら企業活動を継続させることが求められるなかで企業の感染拡大防止に対する積極的な行動も広がるとみられ、折に触れて注目されるとみている。

 午前9時11分時点の株価は前日比17円高の842円。

提供:モーニングスター社

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