DeNAが堅調、三菱UFJモルガン証は「ニュートラル」継続、目標株価は1400円に引き上げ

株式

2020/9/3 16:33

 ディー・エヌ・エー(DeNA)<2432.T>が堅調。三菱UFJモルガン・スタンレー証券では2日付で、レーティング「ニュートラル」(中立)を継続、目標株価は1000円から1400円に引き上げている。

 バリュエーション倍率は変更しないものの、バリュエーション基準期とする21年3月期の連結営業利益予想を増額修正、あわせて目標株価を1400円に引き上げるとしている。20年4-6月期は新たな事業セグメントで、ライブストリーミング事業が売上高57億4000万円(前年同期比227.9%増)、営業利益7億7000万円(前年同期は3億1000万円の営業損失)となったのはポジティブ・サプライズであったものの、同事業のサービスであるPocochaの売上高と営業利益の高成長の持続性を見極める局面と考えるとしている。Pocochaのようなライブ配信は、COVID-19による「巣ごもり需要のサービス」として大きく伸びた側面もあるとみているという。

 同証券では連結営業利益について、21年3月期183億円(前期は456億7600万円の赤字、従来41億円、会社側計画は非開示)、22年3月期194億円(従来199億円)、23年3月期206億円(同228億円)と試算している。

 3日の終値は、前日比14円高の1804円。

提供:モーニングスター社

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