7日の東京株式市場見通し=もみ合いとなりそう

国内市況

株式

2020/9/7 7:47

 予想レンジ:2万3000円-2万3300円(4日終値2万3205円43銭)

 7日の東京株式は、もみ合いとなりそう。手がかり材料に欠けるなか、現地7日の米国株式市場が休場で、米国を中心とした外国人投資家の売買注文が減少するとみられることもあり、方向感に乏しい展開が見込まれる。ただ、自民党総裁選で最有力候補と目される菅義偉官房長官が、デジタル行政を加速するため「デジタル庁」を創設する考えを示したことから、公文書のデータ化や行政手続きのオンライン化などに関連した銘柄に物色の矛先が向かう場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の前半(前週末4日終値は106円16-18銭)、ユーロ・円が1ユーロ=125円台の後半(同125円69-73銭)と小動き。

 前週末4日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、パナソニック<6752.T>、キーエンス<6861.T>、ファナック<6954.T>などが、4日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、4日の大阪取引所終値比5円高の2万3175円だった。(高橋克己)

 7日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 8月上中旬の貿易統計、8月末の外貨準備高

・14:00 7月景気動向指数

【海外】(時間は日本時間)

・中国8月貿易収支

・レイバーデーの祝日で米、カナダ市場は休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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