伊藤ハム米久が急騰し年初来高値、第2四半期と通期の利益予想を上方修正し買い人気

株式

2020/9/18 10:20

 伊藤ハム米久ホールディングス(伊藤ハム米久)<2296.T>が急騰。一時36円高の765円を付け、1月17日の年初来高値736円を更新した。17日引け後、21年3月期第2四半期(20年4-9月)と通期の連結利益予想を上方修正し、買い人気を集めた。

 第2四半期業績予想で、売上高は4200億円から4100億円(前年同期比5.2%減)に引き下げたものの、営業利益を85億円から110億円(同17.4%増)に引き上げた。加工食品事業、食肉事業ともに新型コロナウイルス感染症拡大の影響で、外食向けの販売が厳しいことから、売上高は前回予想を下回る見通しだが、内食需要の高まりで、量販店向けの販売が好調に推移したことを織り込んだ。通期業績予想では、足元での状況や第2四半期までの業績進ちょくを考慮し、売上高は8300億円から8200億円(前期比3.8%減)に引き下げたが、営業利益を150億円から200億円(同15.8%増)に増額している。

 午前10時19分時点の株価は、前日比19円高の748円。

提供:モーニングスター社

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