住友鉱、CPTを用いたニュートラルな色調である中性色の近赤外線吸収材料を新たに開発

株式

2020/10/22 7:31

 住友金属鉱山(住友鉱)<5713.T>は20日、セシウムドープポリタングステート(CPT)を用いたニュートラルな色調である中性色の近赤外線吸収材料を新たに開発したと発表した。

 同社では、研究によりセシウムドープポリタングステートを用いることで、近赤外線吸収量を大幅に落とすことなく青みのレベルをコントロール可能とする技術を獲得し、新たな中性色の近赤外線吸収材料の開発へと結びつけることができたという。それにより、ITO(錫ドープ酸化インジウム)やATO(アンチモンドープ酸化スズ)などの従来の中性色の近赤外線吸収材料の特性を大きく上回りながら、ニュートラルな色調である中性色を実現でき、市場からの色調ニーズへの対応強化だけではなく、さまざまな用途への拡大が見込まれるという。

 21日の終値は、前日比71円高の3385円。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ