CYBOZUが急落、通期の営業利益予想が期待にとどかず

株式

2020/11/13 14:50

 サイボウズ<4776.T>が急落。12日引け後の決算発表で修正した、20年12月期の連結営業利益予想が市場の期待にとどかなかった様子。株価は前日比210円安の2860円まで値を下げている。

 20年12月期の業績予想について、従来は売上高154億7700万円-157億7700万円、営業利益19億6900万円-26億6900万円としていたが、今回、売上高156億300万円(前期比16.3%増)、営業利益21億5700万円(同24.5%増)に修正し、営業利益は従来のレンジ予想の中心値を下回った。売上高は国内クラウド事業の貢献で中心値を上回る見通しだが、第4四半期(10-12月)に発生する広告宣伝費や業績連動型賞与、税金等を加味したことで営業利益は伸び悩む。

 20年12月期第3四半期累計(1-9月)は売上高115億3500万円(前年同期比16.7%増)、営業利益22億9500万円(同25.4%増)だった。

 午後2時47分現在の株価は98円安の2972円。

提供:モーニングスター社

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