日経平均は596円程度高、円安や時間外取引での米株価指数先物の上昇なども追い風=24日寄り付き

 24日午前9時34分すぎの日経平均株価は、前週末比596円程度高い2万6123円前後で推移する。午前9時30分には、同621円21銭高2万6148円58銭を付けている。前週末20日まで3日続落していた反動や、為替市場で、ドル・円相場が円安方向に振れていることなどもあり、買いが先行。時間外取引で米株価指数先物が上昇していることも追い風となっているもようで、買い気が強まった。現地23日の米国株式が反発したことを受け、シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、前週末20日の大阪取引所終値比395円高の2万5935円だった。

 業種別では、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。クレセゾン<8253.T>、オリックス<8591.T>などのその他金融株や、SUMCO<3436.T>、LIXILG<5938.T>などの金属製品株も高い。郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株や、第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株も堅調。出光興産<5019.T>、ENEOS<5020.T>などの石油石炭製品株や、三井不<8801.T>、三菱地所<8802.T>などの不動産株も上げている。

 個別では、キャリアL<6070.T>、正興電機<6653.T>、古河電池<6937.T>、エフオン<9514.T>、マネックスG<8698.T>などが上昇。半面、アサンテ<6073.T>、ツナグGHD<6551.T>、シキボウ<3109.T>、じもとHD<7161.T>、テクマト<3762.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時34分時点で、1ドル=104円台の半ば(前週末20日終値は1ドル=103円86-87銭)、1ユーロ=123円台の後半(同123円27-31銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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