三菱電機、同社が契約するクラウドサービスに対し第三者による不正アクセスが判明

株式

2020/11/25 7:32

 三菱電機<6503.T>は前週末20日、同社が契約しているクラウドサービスに対し第三者による不正アクセスがあり、国内取引先の情報の一部が外部に流出したことを確認したと発表した。

 前週末20日現在で、判明している外部に流出した情報のうち、金融機関口座に関わる内容は、国内取引先の金融機関口座(同社の支払先口座)に関わる情報8635口座で、取引先名称、住所、電話番号、代表者名、金融機関名、口座番号、口座名義などという。

 同社は16日に、クラウドサービスに対する通常とは異なるアクセスを認識し、当該アクセスを遮断するなどの対策を講じた。現在、不正アクセスを受けた情報(ファイル)とその内容、不正アクセスの原因調査を進め、関係機関への報告も順次行っている。今回の不正アクセスは、1月と2月に公表した不正アクセス事案の手法とは異なる可能性が高いとしており、すべての情報を調査するまでにはしばらく時間を要する見込みとしている。

 24日の終値は、前週末比36.5円高の1520.5円。

提供:モーニングスター社

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