日経平均は489円程度高、買い先行後も時間外取引での米株価指数先物高が支え=25日寄り付き

 25日午前9時21分すぎの日経平均株価は、前週末比489円程度高い2万6655円前後で推移する。午前9時18分には、同516円54銭高の2万6682円13銭を付けている。きのう24日に大幅反発した強い動きが継続したほか、現地24日の米国株式市場で、NYダウが続伸し、史上最高値を更新し終値ベースで3万ドル台に乗せたこともあり、買いが先行した。その後も、時間外取引で米株価指数先物が堅調に推移していることも支えに、強い動きが続いているようだ。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、24日の大阪取引所終値比240円高の2万6470円だった。

 業種別では、国際帝石<1605.T>、石油資源<1662.T>などの鉱業株や、日本製鉄<5401.T>、JFE<5411.T>などの鉄鋼株が上昇。JAL<9201.T>、ANA<9202.T>などの空運株や、郵船<9101.T>、商船三井<9104.T>などの海運株も高い。三井金属<5706.T>、住友鉱<5713.T>などの非鉄金属株や、大和証G<8601.T>、野村<8604.T>などの証券商品先物株も堅調。第一生命HD<8750.T>、東京海上<8766.T>などの保険株や、トヨタ<7203.T>、ホンダ<7267.T>などの輸送用機器株も上げている。

 個別では、ダイヤHD<6699.T>、古河電池<6937.T>、正興電機<6653.T>、モリテック<5986.T>、グローブライ<7990.T>などが上昇。半面、キャリアL<6070.T>、西松屋チェーン<7545.T>、ダイニチ工業<5951.T>、オイラ大地<3182.T>、ミダック<6564.T>などが下落している。

 東京外国為替市場は午前9時21分時点で、1ドル=104円台の半ば(24日終値は1ドル=104円46-47銭)、1ユーロ=124円台の前半(同123円76-80銭)で取引されている。

提供:モーニングスター社

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