ツインバードが急騰、21年2月期の連結業績を修正、レンジ予想ながら利益見込みを引き上げ

株式

2021/1/8 16:28

 ツインバード工業<6897.T>が急騰し、373円高の2100円を付けた。8日午後1時、21年2月期の連結業績を修正。レンジ予想ながら、利益見込みを引き上げ、好感された。

 21年2月期業績予想で、売上高を122億円から122-124億円(前期比0.3-2.0%増)に、営業利益を2億5000万円から3億2000万円-4億3000万円(同79.0%増-2.4倍)に引き上げた。FPCS(フリー・ピストン・スターリング・クーラー)が、武田薬品工業<4502.T>との基本契約締結による大型受注、および主要な取引先である米Global Cooling(オハイオ州)による2回目の追加受注を勘案した。

 FPCSは、武田薬と米モデルナ<MRNA>の新型コロナウイルス感染症ワクチン用ディープフリーザー「SC-DF25WL」について5000台を受注。納期は、21年2-4月を予定している。また、米Global Coolingとは、極低温保冷用容器「SC-DF25ENC GGR」を追加で2500台受注し、納期は21年1-4月を予定する。米Global Coolingからの受注は、累計で3500台となる見込み。

 8日の終値は、前日比114円高の1841円。

提供:モーニングスター社

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