米アルファベットが時間外で2000ドル乗せ、第4四半期は大幅増収増益

米国株式

米決算

2021/2/3 10:25

 ネット検索大手グーグル親会社の米アルファベット<GOOGL>は2日の時間外取引で、日中終値比7.39%高の2061.00ドルと急伸した。この日の引け後に発表した20年12月期第4四半期(10-12月)の決算が好感された。

 売上高は前年同期比23.5%増の568億9800万ドル、前期の同14%増から伸びが加速した。純利益は同42.7%増の152億2700万ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は22.30ドル(前年同期は15.35ドル)となり、売上高・EPSともに市場予想を上回った。 パートナーサイトなどに支払うトラフィック(通信量)獲得コスト(TAC)を除いた売上高は同24%増の464億3000万ドルで、これも市場予想を上回った。

 売上の大半を占めるグーグルの広告収入が同22%増の462億ドル、提携サイトでの売上を除いたグーグル本体の広告収入も同17%増の319億ドルと大きく増加。動画共有サービス「ユーチューブ」の広告収入は同46%増の68億9000万ドル、クラウド事業は同47%増の38億3000万ドルとなり、いずれも市場予想を上回った。独自スマートフォン「ピクセル」などを含む「その他収入」も同27%増の66億7000万ドルと堅調だった。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

(イメージ写真提供:123RF)

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