武蔵精密が続急騰で昨年来高値を更新、通期の業績予想を上方修正

株式

2021/2/10 13:54

 武蔵精密工業<7220.T>が続急騰。9日引け後の決算発表で、21年3月期の連結業績予想を上方修正したことが好感された様子。株価は前日比340円高の2007円まで値を上げ、5日の昨年来高値1777円を更新している。

 21年3月期第3四半期累計(20年4-12月)は、売上高1427億4000万円(前年同期比21.5%減)、営業利益23億800万円(同64.5%減)。大幅な減収・減益ではあるが、第3四半期(20年10-12月)に限ると、自動車市場の回復による「日本」「米州」「中国」の伸長、「欧州」の赤字幅縮小により、営業利益は52億2600万円(同2.1倍)に増大している。

 これを踏まえ会社側は通期予想について、売上高を従来の1870億円から2000億円(前期比15.4%減)に、営業利益を15億円から50億円(同31.4%減)にそれぞれ引き上げている。

 午後1時54分現在の株価は304円高の1971円。

提供:モーニングスター社

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