3月1日の東京株式市場見通し=落ち着きどころを探る展開か

国内市況

株式

2021/3/1 7:47

 予想レンジ:2万8800円-2万9300円(2月26日終値2万8966円01銭)

 3月1日の東京株式は、落ち着きどころを探る展開か。前週末2月26日の日経平均株価は、現地25日の米国株安や時間外取引で米株価指数物が下落したこともあり、今年最大となる1200円を超える下げとなった。大幅下落の反動や押し目買いなどで、買い優勢のスタートが期待される。ただ、大幅な調整となったことから、戻り待ちの売りも警戒され、不安定な動きとなる場面もありそう。為替相場は、ドル・円が1ドル=106円台の半ば(前週末2月26日は106円08-09銭)と円安に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=128円台の半ば(同128円72-76銭)と小動き。2月26日のADR(米国預託証券)は円換算値で、パナソニック<6752.T>、任天堂<7974.T>、みずほ<8411.T>などが、同26日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、同26日の大阪取引所清算値比35円高の2万9285円だった。(高橋克己)

 3月1日の主な経済指標・スケジュール

【国内】

・ 8:50 10-12月期法人企業統計

・14:00 2月自動車販売台数、2月軽自動車販売

・上場企業の社外取締役の設置義務化など改正会社法の一部が施行

・マイナンバーカード、健康保険証の代用として利用を順次開始予定

・決算発表=伊藤園<2593.T>

【海外】(時間は日本時間)

・10:45 中国2月財新製造業PMI

・24:00 米2月ISM製造業PMI

・WTO一般理事会(3月2日まで)

・韓国市場休場

・決算発表=ストラタシス<SSYS>、ズーム<ZM>

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、株式の売買は自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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