18日の債券市場見通し=軟調な展開か

債券

2021/3/18 8:33

予想レンジ:債券先物中心限月(21年6月限)151.05円-151.25円、長期国債利回り0.085%-0.100%

 18日の債券市場は軟調な展開か。

 前日の米国債市場は軟調。FOMC(米連邦公開市場委員会)は、「市場予想通り金融政策を維持した。パウエルFRB(米連邦準備制度理事会)議長は、ハト派的な姿勢を改めて強調したことで、長期金利が上昇(価格は下落)した」(銀行系証券)という。

 国内市場では、米国債安の流れを受けて売りが先行しそうだ。国債入札や日銀・長期国債買い入れオペなどは予定されていない。パウエルFRB議長が米長期金利の上昇を強くけん制しなかったことで、売り圧力が強まる可能性が高い。ただ、あすの日銀「点検」会合を控え、過度に下値を探る展開までは見込まれていない。

提供:モーニングスター社

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