東ラヂエタが一時急伸、21年3月期業績予想を修正し営業損益が黒字見込みに

株式

2021/3/24 10:49

 東京ラヂエーター製造(東ラヂエタ)<7235.T>が急伸し、一時25円高の563円を付けている。23日引け後、21年3月期の連結業績予想を修正し、営業損益が黒字転換する見通しを示し、好感された。

 21年3月期業績予想で、売上高を255億円から257億円(前期比11.1%減)に引き上げ、営業損益は4億円の赤字から1億円の黒字(同86.0%減)に転換する。売上高は、中国需要は堅調に推移し、新型コロナウイルス感染症の影響からの回復が前回発表予想時の想定を上回ったことに加え、日本セグメントにおいて緩やかな回復基調が続いていることなどを織り込んだ。損益面では、堅調な売上回復に加え、徹底した経費削減や原価低減活動などが寄与し、黒字化する見込み。

 午前10時46分時点の株価は、前日比4円高の542円。

提供:モーニングスター社

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