イオンFSが4日ぶり反発、岡三証は「弱気」に引き下げ、目標株価は1350円に引き上げ

株式

2021/3/25 15:53

 イオンフィナンシャルサービス<8570.T>が4日ぶりに反発。岡三証券では24日付で、投資判断を「中立」から「弱気」に引き下げ、目標株価は1250円から1350円に引き上げている。

 同証券では業績予想を修正、連結営業利益について、21年2月期は347億円(前期比46.6%減、従来398億円、会社側計画は非開示)に下方修正、22年2月期は431億円(従来398億円)、23年2月期は453億円(同429億円)に上方修正するとしている。

 21年2月期は一過性の利益を下方修正、国際事業の貸倒費用を上積みすることを修正要因に挙げている。22年2月期以降は、国内事業のベース利益を上方修正するとしている。国内事業のカード事業はカードキャッシング収益の減少などにより、22年2月期も減益を予想している。22年2月期予想PERの14.7倍に割安感はないとみているものの、ROEの低下を考慮してもPBR0.7倍程度が妥当と考えるとしている。22年2月期末の同証券予想PBR0.7倍程度を目標株価とし、「弱気」に引き下げるとしている。

 25日終値は、前日比34円高の1515円。

提供:モーニングスター社

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