31日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、110円台で底堅い展開か

為替

2021/3/31 8:25

ドル・円予想レンジ:1ドル=109円80銭-110円80銭

 31日の東京外国為替市場で、1ドル=110円台で底堅い展開とみる。欧州での新型コロナ感染拡大を背景にユーロがドルに対して下落。ドルは対円でも強含んだ。きょうの東京市場では、バイデン米大統領が発表予定のインフラ再構築計画への期待からリスクオンのドル買い・円売りが優勢となりそうだが、上昇ピッチの速さも意識されるため、手じまいの動きにも注意だ。きょうは時間外での米長期金利の動向のほか、年度末で活発化が予想される国内企業による実需の売買にも注視したい。

<主な経済指標・イベント>

国内:2月鉱工業生産速報、2月新設住宅着工戸数

アジア:中国3月製造業PMI(購買担当者景気指数)、中国3月非製造業PMI

北米:米3月ADP雇用統計、米3月シカゴPMI

欧州:英10-12月期GDP(国内総生産)、ユーロ圏3月HICP(消費者物価指数)

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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