2日の東京外国為替市場=聖金曜日を控え、ドル・円小幅にもみ合い

マーケット情報

為替

2021/4/2 15:02

 2日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=110円台半ばを中心に狭いレンジでもみ合った。

 バイデン米大統領の大規模インフラ計画の財源を一部法人税の増税で賄う方針が示され、国債増発観測が後退したことなどを受け1日の米長期金利は低下。ドルが売られやすくなる中で、2日東京時間朝方のドル・円は1ドル=110円50銭近辺だったが、仲値決済に向けて国内輸入企業からのドル買い・円売りが入り、一時110円66銭まで上値を伸ばした。その後は、日経平均株価が朝寄り高から高原状態で推移する中、ドル・円は110円60銭近辺で小動きが続いたが、次第に聖金曜日で米国市場が3連休に入ることが意識され、ドル・円はやや軟化した。

 15時現在、110円53銭となっている。

提供:モーニングスター社

関連記事

マーケット情報

▲ページTOPへ