明日の日本株の読み筋=弱含みの動きとなりそう

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株式

2021/4/15 16:33

 16日の東京株式市場は、弱含みの動きとなりそう。日経平均株価は、足元で上値の重い動きが継続しており、週末要因や、21年3月期の決算発表の本格化を控え、手控えムードが広がりそうだ。消去法的に、業績の上方修正銘柄や、堅調な業績予想を示す銘柄への短期的な個別物色が中心になりそう。市場では「直近のNYダウも高値警戒感から上値が重く、日本株への追い風になりづらい」(中堅証券)との声が聞かれた。

 15日の日経平均株価は、前日比21円70銭高の2万9642円69銭と小反発で取引を終えた。手掛かり材料に乏しいなか、後場には売買が停滞し、こう着感が強まった。東京証券取引所が引け後に発表した、4月第1週(4-9日)の2市場1・2部等の投資部門別売買状況によると、金額ベースで海外投資家は4355億円の買い越しで、2週連続で買い越しだった。

提供:モーニングスター社

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