パナソニック、5Gコア利用のプライベート4Gによる高セキュリティー通信サービスの実証実験

株式

2021/6/24 16:11

 パナソニック<6752.T>は23日、森ビル(東京都港区)およびイーヒルズ(東京都港区)と共同で、5Gコアネットワークと免許不要周波数帯を利用するプライベート4G(LTE)構内電話の規格であるsXGP基地局を活用した構内電話網と、公衆LTE網による仮想専用ネットワークを構築し、ビルテナント企業や施設、さらに敷地外環境での新たなサービス開発を目的とした実証実験を開始したと発表した。

 今回の仮想専用ネットワークでは、都心オフィスやサテライトオフィス、シェアオフィスなどを利用するビルテナント企業のユーザーが、働く場所を意識することなく、また、VPN接続設定など特別な操作を意識することなく、いつでも何処でも安全に各テナント企業のイントラネットに直接接続することができるようになる。加えて、5Gコアに接続したsXGP基地局をビルのインフラとして整備することで、5Gの機能であるスライシングの活用で構内電話網の用途がさらに拡大し、ビル運営管理システムのための通信回線として利用することもできるという。

 24日の終値は、前日比8円高の1247.5円。

提供:モーニングスター社

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