日東紡が反発、東海東京調査センターは「ニュートラル」・目標株価3920円に引き下げ

株式

2021/7/12 15:35

 日東紡<3110.T>が反発。東海東京調査センターでは9日付で、投資判断を「アウトパフォーム」(強気)から「ニュートラル」(中立)に、目標株価を4900円から3920円に、それぞれ引き下げている。

 目標株価3920円は、22年3月期同センター予想連結一株利益112.1円に、2000年以降のおおむね上限に相当するPER35倍を乗じて算出されている。中長期での成長期待は変わらないものの、22年3月期の業績予想を引き下げたこと、22年3月期第1四半期(21年4-6月)は国内で大型溶融炉の定期修繕や台湾での新工場の立ち上げによる費用の増加から営業減益を予想していることから、株価上昇のカタリストに乏しいと判断し、「ニュートラル」に引き下げるとしている。再評価されるキッカケはスペシャルガラスの販売の想定以上に早い回復を挙げている。

 同証券では連結営業利益について、22年3月期64億5000万円(前期比8.1%増、会社側計画は60億円)、23年3月期107億5000万円、24年3月期135億5000万円と試算している。

 12日の終値は、前週末比5円安の3210円。

提供:モーニングスター社

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