ETSHD、基幹送電線の準備工事を受注

株式

2021/8/31 16:22

 電気工事のETSホールディングス<1789.T>は31日、東北エリアの基幹送電線の新設に向けた準備工事を大手電力会社から受注したと発表した。2027年の運用開始が見込まれる、東北-東京の連系線(地域間の送電網)の足掛かりとみられる。

 連系線は電力系統同士を結ぶ基幹送電設備。全国的に容量が限界に近付いているため、電気事業者が加入する電力広域的運営推進機関が中心になって整備を進めていく方向だ。東北東京間連系線は500キロボルトの超高圧となる。

 ETSHDは今回、準備段階に当たる仮設道路や建物の建設を受注した。受注額は開示していないが数億円規模のもよう。来年夏-秋ごろにかけては本工事がスタートする見通しで、継続受注を目指していく。

 ETSHDの31日終値は前日比3円高の960円。

提供:モーニングスター社

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