「次の首相」、関連銘柄をチェック

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2021/9/3 12:47

 菅義偉首相が総裁選に出馬しない方針が伝わり、株式市場に「次の首相」をめぐる思惑が広がりそうだ。

岸田前政調会長は「健康危機管理庁」設置に意欲

 最有力は、総裁選への立候補を表明している岸田文雄前政調会長か。岸田氏は直近、感染症対応を一元的に担う「健康危機管理庁」の設置や、新型コロナウイルスに関連する医療難民の撲滅を実現する考えを明らかにしている。

 関連銘柄としては、PCR検査や抗原検査でタカラバイオ(=タカラBIO、4974)やH.U.グループホールディングス(4544)、ミズホメディー(4595・(2))、カイノス(4556・JQ)、デンカ(4061)プロルート丸光(8256・JQ)などが浮上する。

 医療人材に絡んでは、大手のエス・エム・エス(=SMS、2175)や非常勤医師の紹介サイトを手掛けるMRT(6034・M)、医師向け情報サイトはケアネット(2150・M)も有力だ。

中小企業や地方DXも

 このほか、岸田氏は中小企業への支援、地方のデジタル化を主張している。中小企業の助成金診断システムを手掛けるライトアップ(6580・M)や販売在庫管理システムのアイル(3854)などのほか、自治体に強いDX(デジタルトランスフォーメーション)のチェンジ(3962)。地方の働き手不足や医療アクセスの乏しさの解消に絡み、ドローン(小型無人飛行機)の自律制御システム研究所(=ACSL、6232・M)、遠隔医療のメドレー(4480・M)もマークしたい。

石破氏、河野規制改革担当相は?

 一方、国民からの根強い人気があるのが石破茂元幹事長。出馬の意思は不明だが、地元鳥取県に本社があるトミタ電機(6898・JQ)や寿スピリッツ(2222)、鳥取銀行(8383)、山陰合銀(8381)などに連想が向かう可能性もある。

 河野太郎規制改革担当相に注目する向きもある。脱原発のスタンスを取ってきたことから、クローズアップされた場合は再生可能エネルギー関連株が盛り上がりそうだ。レノバ(9519)やウエストホールディングス(1407・JQ)、サニックス(4651)、地熱発電に絡むアストマックス(7162・JQ)などが浮上する。

 また、河野氏は脱はんこの推進にも熱心なため、クラウドサインの弁護士ドットコム(6027・M)、トラストサービスのサイバーリンクス(=サイバーL、3683)やGMOグローバルサイン・ホールディングス(=GMOGHD、3788)にも注目が集まる。

 このほか、高市早苗前総務相も総裁選への出馬宣言をしている。原発政策に前向きとされ、東京電力ホールディングス(9501)や関西電力(9503)などの電力株が視野に入る。サイバーセキュリティーにも明るく、デジタルアーツ(2326)、ラック(3857・JQ)、ソリトンシステムズ(3040)なども。

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