10月1日の東京外国為替市場見通し=ドル・円、111円近辺で推移か

為替

2021/10/1 8:49

ドル・円予想レンジ:1ドル=110円90銭-111円80銭

 10月1日の東京外国為替市場でドル・円は、1ドル=111円ちょうど近辺まで下押し圧力がかかりそうだ。

 9月30日米国時間では、米連邦債務上限の問題や供給制約によるインフレ高進懸念などを背景に株安・債券高が進み、ドル売り・円買いにつながった。

 1日東京時間でも、前日の米国時間の流れを受け継ぎ、ドル・円には下押し圧力がかかる可能性がある。ただ、米国時間に9月ISM(米サプライマネジメント協会)製造業景況指数の発表を控えており、次第に様子見ムードが広がっていくものとみられる。

<主な経済指標・イベント>

国内:9月調査日銀短観、9月自動車販売台数、9月消費動向調査、9月21-22日開催の日銀金融政策決定会合の「主な意見」

米国:8月個人所得・個人支出、9月ISM製造業景況指数

その他:中国国慶節で休場(7日まで)、香港市場休場

◎関連情報は投資の参考として情報提供のみを目的としたものであり、為替取引に当たっては自己責任に基づき、ご自身で判断をお願いします。

提供:モーニングスター社

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