<米国株情報>バンカメ、第3四半期は増収増益―本業好調に加え貸倒引当金戻入も

株式

2021/10/15 10:22

 金融大手バンク・オブ・アメリカ(バンカメ)<BAC>が14日朝、21年12月期第3四半期(7-9月)の決算を発表した。一般企業の売上高に相当する経常収益は前年同期比12%増の228億ドル、純利益は同58%増の77億ドル、希薄化後の1株当たり利益(EPS)は同67%増の0.85ドルとなり、売上高、同EPSともに市場予想を上回った。

 経常収益のうち、銀行の本来業務の儲けを示す正味受取利息は同10%増の111億ドルとなった。グローバル・バンキング部門では、投資銀行業務手数料収入が同23%増の22億ドルと過去最高を記録。グローバル・ウェルスマネジメント(富裕層向け金融サービス)部門も同17%増の53億ドルと好調だった。

 また、貸倒引当金を11億ドル戻し入れ、6億2400万ドルを戻入益として計上している。

 ブライアン・モイニハンCEO(最高経営責任者)は、「米経済の回復でコロナ禍前の勢いを取り戻した」と述べた。

<関連銘柄>

 NASD投信<1545.T>、NYダウ投信<1546.T>、上場米国<1547.T>、

 SPD500<1557.T>、NYダウ<1679.T>、NYダウブル<2040.T>、

 NYダウベア<2041.T>

提供:モーニングスター社

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