伯東が急騰し年初来高値、22年3月期の連結業績予想の上方修正と期末配当予想の増額で買い人気

株式

2021/11/1 12:04

 伯東<7433.T>が急反発。一時359円高の2300円を付け、9月17日の年初来高値2046円を大きく更新した。前週末10月29日引け後、22年3月期の連結業績予想の上方修正と、期末配当予想の増額を発表、買い人気を集めた。

 22年3月期業績予想で、売上高を1670億円から1850億円(前期比11.8%増)に、営業利益を40億円から65億円(同70.7%増)に引き上げた。売上高は、電子部品事業で自動車、産業機器、通信機器を中心に半導体需要の拡大が継続しているほか、電子・機器事業でも活発な半導体製造関連の設備投資が好調に推移していることを織り込んだ。期末配当予想は、従来の30円から60円(前期実績35円)に増額。中間期配当60円(同25円)と合わせた年間配当は120円(同60円)となる見込み。

 22年3月期第2四半期(21年4-9月)の決算は、売上高が914億2800万円(前年同期比20.9%増)、営業利益が41億7100万円(同2.5倍)だった。

 前場終値は、前週末比338円高の2279円。

提供:モーニングスター社

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