<相場の読み筋>11月2日
2021/11/2 7:45
1日の米国株式は、NYダウが前週末比94.28ドル高の3万5913.84ドルと3日続伸、ナスダック総合指数が同97.526ポイント高の1万5595.915ポイントと6日続伸して取引を終了。NYダウは連日で、ナスダック総合指数は3日続けて終値ベースの史上最高値を更新した。出来高概算は、NY市場が8億2836万株、ナスダック市場が53億1960万株だった。10月製造業PMIが60.8となり、市場予想平均の60.5を上回った。引き続き、好業績銘柄に物色の矛先が向かい、NYダウは一時、190ドルを超える上昇をみせ、初めて3万6000ドルを突破する場面もみられた。ただ、2-3日に開催されるFOMC(米連邦公開市場委員会)を控え、伸び悩む格好となった。NYダウ採用銘柄では、ボーイング<BA>やダウ(旧ダウ・デュポン)<DOW>、マクドナルド<MCD>などが、値上がり率の上位に入っている。
2日の東京株式は、もみ合い商状となりそう。日経平均株価は、きのう1日に大幅に続伸した動きが継続するとみられる。ただ、あす3日は文化の日で祝日となるほか、米国では現地2-3日にFOMCが開催されることもあり、模様眺めムードが広がる場面も想定される。為替相場は、ドル・円が1ドル=114円前後(1日は114円42-43銭)と円高方向に振れる一方、ユーロ・円が1ユーロ=132円台の前半(同132円31-35銭)と小動き。1日のADR(米国預託証券)は円換算値で、高安まちまちながら、TDK<6762.T>、キーエンス<6861.T>、京セラ<6971.T>などが、1日の東京終値に比べ高い。シカゴ日経平均先物の円建て清算値は、1日の大阪取引所清算値比20円高の2万9570円だった。
(イメージ写真提供:123RF)
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